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ホーム 読み物・特集 人気中古車徹底解剖:歴代 ワゴンR 完全買い方マニュアル
◆歴代 ワゴンR 完全買い方マニュアル
ロードスター新旧比較
 
基本コンセプトを継承しつつ正常進化し続ける
 スズキ快心のヒット作、ワゴンR。今回の取材車両は、現行(3代目)がベーシックシリーズのFT-S、先代(2代目)がRRシリーズのSWTだ。シリーズの違いはあるが、それぞれの魅力を探った。
 ともに初代のコンセプトを踏襲するエクステリアは、全長及び全幅は同寸。しかし初代に酷似している2代目に対し、現行ではAピラーを前方へ移動させ、なおかつ左右のウインドを最大限に立たせた。結果、角が強調され、視覚的にはひと回り大きくなったようにも見える。RRに関しては好みが分かれるが、2代目の方が過激で、現行では若干大人しいデザインになったと感じる。Kカーとは思えないほどの、広々とした居住空間がワゴンRの魅力。2代目でも十分に広いと感じさせるが、現行モデルでは室内長で85㎜、室内幅で35㎜も拡大。画像ルーフ長の延長で、ヘッドスペースにもさらなる余裕が生まれた。ユーティリティスペースは、両モデルともに多機能。ダブルフォールディング対応分割可倒式リヤシートと、助手席前倒し機構は共通。2代目後期と現行にはスライドリヤシートも採用され、ユーザーの立場にたって考えられたキャビンスペースとなる。
 現行に搭載されるエンジンは、NAと3種類のターボからなる計4種類。RRには直噴ターボを搭載し、ハイパワーと好燃費を両立している。一方2代目にもNAからDOHCターボまで、計4種類のパワーユニットが存在する。しかし一年に一度改良が施されるイヤーモデル制のため、年式によってはスペックの変更や消滅したユニットもある。物件を探す際は、十分に確認したいポイントである。
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ヘッドライト形状で、両車のイメージは大きく変わる。現行モデルはマルチリフレクタータイプのヘッドライトを採用し、アメリカンな雰囲気たっぷり。対して2代目は、ブラックアウトされたレンズ内部にプロジェクターライトのロービームをセット。スポーティな印象が強い
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基本的なデザインは、2代目を継承した現行モデル。しかしサイドパネルが2代目より立っており、より大きさを感じるデザインとなった どちらも6本スポークのアルミホイールを装着するが、デザインは若干異なっている。なお取材車両のタイヤは、現行モデルが165サイズのBSポテンザRE88、2代目が155サイズのBSポテンザRE080だ。どちらも14インチで、スポーティな走りに貢献する
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サイドアンダースポイラーはさりげない形状だが、クルマを低く見せるのに効果的なアイテムだ。さらに現行モデルのFT-Sと2代目のRR-SWTでは、10㎜ローダウンのサスペンションを装備。実際の車高の低さとともに、見た目の安定感も向上している リヤビューのアピールポイントとなる、ルーフエンドスポイラー。現行モデルはオーソドックスなデザインだが、2代目はサイドまで大きく回りこんでいる、アグレッシブなデザインを採用。どちらも視認性に優れるハイマウントストップランプを内蔵する
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リヤゲートのハンドル部でも、2代目と現行モデルでは形状が異なる。2代目ではハンドル中央のボタンを押すプッシュタイプだが、現行モデルではドアハンドルを引っ張るプルタイプへと変更されている。操作性では、現行モデルに分があると思われる 両モデルとも、K6Aと呼ばれる直3ターボエンジンを搭載。2代目はRRのため、最高出力64psを発揮するパワー重視のセッティング。一方現行モデルは、市街地での扱いやすさを考慮した中低速重視のセッティングで、最高出力は60psに抑えられている

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画像 画像2代目RR-SWTには、リヤシート上部に吊り下げ式スピーカーを装備。純正は左右独立式だが、取材車両ではアゼスト製の一体型に交換されていた
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コラムシフトの採用で、左右のウォークスルーを実現したインテリア。2代目はオーソドックスなメーターパネルだが、現行モデルでは独立2眼式となった。なお2代目の取材車両は後期型だが、前期型ではセンターコンソールのオーディオとエアコンの位置が反対となる ダッシュボードの形状は、両車で全く異なる。面を均一にした現行モデルに対し、2代目では立体的な造形となっている。優劣はつけられないが、好みが分かれるところである
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シート表皮は、両モデルともファブリックとなる。しかし、現行モデルの方が若干固めの座り心地で、形状もよりスポーティ。なおセンターアームレストは、両車に装備される いまや当たり前となったドリンクホルダー。現行モデルでは収納タイプがセンターコンソールに2ヵ所、2代目ではセンターコンソールとステアリングコラム右下に1ヵ所ずつ装備される
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シートアレンジの豊富さは、ワゴンRの魅力のひとつ。リヤシートを倒せば、広大なユーティリティスペースが誕生。スライドを最後部にしても約110㎝、最前部にすれば120㎝以上の奥行きを確保する。なお助手席前倒し機構を備えるため、長尺物の積載も楽チンだ


特別仕様車も含め、30以上のグレードが存在する2代目。ベーシックシリーズで主力となっているFXは、平12年式の走行距離40.000km以下で60万円台が相場だ。またポイントとして、前期モデルに搭載されているF6Aエンジンは、タイミングベルトなどのベルト関係の損傷をチェックしておきたい。


グレード問わず、走行距離が極端に少ない物件や、未走行の物件が多数流通しているのが特徴だ。さらに30.000km未満の物件が大多数を占めている。FT-Sリミテッドの場合、平17年式の走行距離1.000km未満であれば、100万円台が相場。RR-DIでは、平17年式で120万円台が相場。
現在の市場で中心となっているのは、現行モデル。デビューから丸2年が経過し、物件数は増加中だ。スズキ直営店に限れば、現行モデルの割合は80%以上にも達している。2代目もかなりの流通数を誇るが、現行モデルとは反対に減少の傾向。初代に至っては物件数もだいぶ少なくなってきており、なおかつ程度の良い物件も限られてくる。そのようなことから、金額的には初代も魅力だが、2代目以降をオススメしたい。人気カラーは、グレードにより大きく異なる。ベーシックシリーズではシルバー、RRなどのエアロパーツ装着車であればブラックもしくはホワイト/パールが人気となる。なおスタンダードモデルで人気薄となるのが、ラベンダーやライトブルーなどのパステル調カラー。相場も若干安めなので、ボディカラー不問であればオススメだ。
人気のグレードは、FX-SやFT-S(現行モデル)といったベーシックシリーズのエアロパーツ装着車が人気。RRも高い人気を誇るが、購買層は若年層が中心となる。
*平均価格及び平均走行距離は、平成17年9月のクラブチャオの物件データをもとに編集部で独自に作成したものです