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ホーム 読み物・特集 巻頭特集:中古車購入 33のキーワード
キーワード29
「ATとCVT」
 CVTは新しいほど良い 
 AT免許で運転できるオートマチック車はクラッチがないためイージードライブが可能だ。CVTもクラッチのないオートマチック車の一種だが、ギア(歯車)とトルクコンバータを使ってシフトをチェンジしていくオートマチックと違い、直径が変化する2つのプーリー(滑車)と金属ベルトを組み合わせて伝達力を変化させていく仕組みだ。そのため、一般のAT車が4速、5速、6速とギア表示があるが、CVTの場合は無段変速になる。また、CVTは基本的に電子制御となるため、適当なギア比を選んだ設定が可能なので、マニュアル操作のスポーツモードなどの設定ができる。
 小排気量車を中心に採用されてきたCVTの長所としては、燃費の良さやシフトショックの少なさなどが上げられるが、反面AT車にあるクリープがなかったり、アクセルを踏みこんでも車速がなかなか上がらない、エンジンブレーキが効きにくいなどの特性も過去においてはあった。ところが、最近ではそういった面が改善され、燃費が良くて「できの良い」CVTが主流。また、大排気量車にも、新機構のCVTが採用されてきている現状だ。

CVTは燃費の良さにも一役かっている(フィット)

キーワード30
「DVDナビとCDナビ」
 更新可能かチェック! 
 中古車購入では、カーナビ装着の有無が決定材料なことがある。「同じようなコンディションで数万円高いだけならナビ付きにしておこう」といったノリだ。ただ注意して欲しいのが中古車のカーナビは特に低年式の場合、性能的にも、地図データ的にも古いものが多いからだ。
 特に純正ナビの場合には慎重さが欲しい。地図データも更新できないものがあり、さらに、現状のカーナビとは比べ物にならないほど旧世代のものが付いていることがあるからだ。最低でも旧世代CDナビか、より高性能なDVDナビか、最新のHDDナビかの確認はしておこう。その性能差は残念ながら「圧倒的」と言えるほど。カーナビ装着車の場合は必ずチェックをしよう。

市販カーナビの場合も動作の確認をしよう

キーワード31
「テレマティクス」
 新たに契約が必要かチェック 
 自動車用語として近年数多く登場するのが「テレマティクス」だ。これは通信(テレコミュニケーション)と情報処理(インフォマティクス)を組み合わせた造語で、主に自動車向けの次世代情報通信サービスのことだ。クルマ社会全体のインテリジェント化を目指す「ITS」とは別のアプローチから、車内でユーザーが様々なサービスを享受できるのが特徴となっている。
 具体的にはリアルタイムの情報を反映したカーナビゲーションや店舗案内などはもちろん、電子メールの送受信、車両情報の管理、事故や故障、盗難時の敏速な対応などといったものから、音楽配信などのエンターテイメントでの利用も視野におかれている。自動車メーカーでの対応はトヨタの「G-BOOK」やニッサンの「カーウイングス」、ホンダの「インターナビ・プレミアムクラブ」などだ。現在、中古車市場にもテレマティクス対応の搭載車がボチボチと登場し始めている。特に普及率の高いホンダ車が数では多く、これからの中古車選びではひとつのキーアイテムとなるのでチェックは欠かさないようにしたい。

キーワード32
「純正エアロ」
 社外品との差を理解 
 エアロパーツによるドレスアップをした中古車には「純正エアロ」装着と「社外エアロ」装着がある。純正とはメーカーの純正指定を受けたエアロパーツで、メーカーの厳しい審査のもとミリ単位の精度でキッチリと取り付けられ、また、安全性やリサイクルを考えて作られており、素材も丈夫なABS樹脂が多い。一方「社外エアロ」というのはアフターパーツメーカーのエアロパーツで、素材はグラスファイバーのものが一般的だ。メーカー純正品に比べれば個性的なデザインや派手なスタイルのものも多くなっている。
 エアロパーツ装着のクルマを購入する場合は、どちらを選ぶにしても取りつけ状態や衝突の有無に注意をした方がよい。グラスファイバーを補修で直した場合などは、走行中の振動で割れてくることもあるのだ。

キーワード33
「プレミアム」
 これからのキーワード 
 新車を語る上で今、欠かせないのが「プレミアム」という言葉。「クラスを超えたプレミアム感」とか「プレミアムコンパクト」というカタチで使われている。「品質が高く、付加価値のついた高級さ」を表す言葉として、ジュースとかアイスなどの食品からクルマまで幅広く使われている。コンパクトカーに例をとれば、今までは質素でベーシックな内装というのが定番だったが、マツダのベリーサやニッサンのティーダに代表されるような、高級感溢れる内外装がこれからの方向性のひとつだろう。リセールバリューのことを考えても注目すべきキーワードだ。

プレミアムコンパクトの代表格ゴルフV